名刺やポストカード、チラシを自分で格安で作る方法

紙媒体デザイン

投稿日: 2014年05月16日

最終更新日: 2016年12月21日

準備編

名刺などの印刷物って、必要になるタイミングがけっこうあると思います。自分で会社を経営していたり、これからお店を開こうと考えている人はなおさらでしょう。

でも、どのように作れば良いのか分からない、作ったとしてもなんか素人っぽくなっちゃう…といった悩みはつきものです。

今回は、名刺などの印刷物を自分で作る、しかもハイクオリティなものを作るための一連の流れをご紹介してみたいと思います。

フリーソフトでも制作できるが…

GIMP(ギンプ)やInkscape(インクスケープ)といったフリーソフトでも、制作は可能です。無料で使えて重宝するのは事実ですが、使っている人数が少ないため情報が少なく、書籍も多くはありません。また、aiやpsdなどの拡張子のファイルを開くことができず、不便に思うことも多いです。

エクセルでも名刺テンプレートを使って制作することは可能ですが、オリジナリティを出せるかどうかと言うと、正直疑問です。そこでオススメしたいのが、多少値は張りますが、AdobeのIllustratorです。

Illustratorがオススメ

Illustratorは使っている人の数も多く、情報も書籍もファイルも、たくさん出回っています。aiファイルも無料でいくらでも手に入りますし、それを拡大・縮小してすぐに使うこともできます。

Illustratorの書籍にはCD-ROMが付いているものも多く、その中にはpng形式やai形式でファイルが格納されており、自由に使うことができる、というのが一般的です。素材集などの書籍のCD-ROMには、たくさんのaiファイルが格納されており、好きなアイテムを自由に使うことができます。もちろん、商用利用も可能でクレジット表記は不要です。

Illustratorは「何十万もする高価な代物」と考えている方が多いのですが、最近では「CC(クリエイティブクラウド)」というサービスが展開されており、月額数千円という安さでIllustratorを使うことができます。しかも、アップデートも無料でできますし、Photoshopもファイアーワークスもインデザインも使い放題です。

IllustratorとPhotoshopがあれば、デザイン関連でやりたいことは、ほぼ全てできるようになるでしょう。ただ、単発で名刺やチラシを作りたい、普段はデザインの仕事はしていない、という方は、利用機会が少ないでしょうから、フリーソフトでの制作を考えた方が安上がりかもしれません。

1回だけ必要、という方は、先ほどご紹介したGIMP(ギンプ)やInkscape(インクスケープ)をダウンロードして利用してみて下さい。満足できなかったらIllustratorやPhotoshopの利用を考える、という選択肢もアリですね。単発ではなく、これからも継続的にデザイン関連の作業がある、という場合は、最初からIllustratorやPhotoshopを利用してみるのが近道でしょう。

便利なWEBサービスも充実している

複数のデザインテンプレートが事前に用意されており、その中から自分の好みのデザインを選び、情報を入力するだけで、印刷された名刺が自宅に届く、というWEBサービスも充実しています。

価格もそれほど高くなく、嬉しいサービスなのですが、完成品が届くまで分からない、という怖さもあります。

届いてみたら、自分が想像していたものと違った、紙質が自分の理想ではない、色が気に入らない…などなど、納得いかない場合も多々あるでしょう。そのような不満に対する解釈は個人の判断なのでしょうが、完成品が届くまで分からない、というのはある意味ギャンブルだと思います。

WEBサービスは格安を売りにしているので、「気に入らなかったら何度でもやり直します!」というサービスはできないでしょう。その点、自分でデザインし、印刷する場合は、何度でもやり直し、微調整が可能です。自分の理想とする名刺やチラシは、自分で作った方が早い、という考え方も無くはないでしょう。

デザイン編

デザインの全体像を把握してレイアウトを考える

何かをデザインするときに、一番始めに考えなければならないのは、細かい部分より大まかなデザイン、レイアウトです。全体の構図を先に決めておいて、細かいことは後から考える、という順番の方が、やり直しが少なく済みます。

手元に「参考にしたいデザイン」「自分の理想にしたいデザイン」があれば、それを参考にデザインを考えていく事になります。

デザインやレイアウトに関して、

「どうしたら良いのか分からない」
「とっかかりがない」
「漠然としている」

という状態の方でも、デザインの引き出しを増やす手段はあります。検索エンジンで「名刺 デザイン」などのキーワードで画像を検索して、デザインの参考にするのも良いでしょう。

また、プロが作ったデザインをマネる、という方法も良いかもしれません。レイアウトの引き出しとして参考になる書籍をご紹介しておきますので、困ったらこれらの書籍を利用してみるのも良いかもしれません。

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CMYKモードで画像を作成する

画像の制作方法として、RGBモードとCMYKモードの2種類があります。RGBはパソコンのデスクトップなどで表示させるための画像を作る際に使用するモードで、CMYKより色鮮やかです。

名刺やチラシなど印刷物を作るための画像は、CMYKモードで作るのが基本です。RGBモードで作った画像をCMYKモードに変換することもできるのですが、少しくすんだ色になってしまうため、印刷物を作る場合は最初からCMYKモードで作るようにしましょう。

また、画像解像度(ppi)という数値があるのですが、これは数値が上がれば上がるほど高画質になるというものなのですが、印刷物を作る場合はこの数値を300で作る、というのが一般的です。ちなみに、ホームページなどのように画面に表示させるために作る画像は、RGBモード、72ppiで作る、というのが基本です。

今回の目的は、名刺やチラシなどの印刷物としての画像を作ることですから、CMYKモード、300ppiで作る、という事になります。

名刺用のテンプレートを作る

名刺の大きさは、55 mm × 91 mmが一般的な大きさですので、名刺を作る場合はその大きさに合わせて画像を制作します。

チラシを作る場合も、大きさが決まっているので、その大きさに合わせて画像を制作するようにすると良いでしょう。

A3=297 mm × 420 mm
A4=210 mm × 297 mm
B4=257 mm × 364 mm
B5=182 mm × 257 mm

ここでは、Illustratorで名刺テンプレートを作るという過程で、話を進めていきたいと思います。他のソフトを使う場合は、適宜読み替えて下さい。

ロゴを準備する

既にロゴがある場合、それを利用した方が統一感が生まれるので、積極的に流用します。

ロゴがない場合は、名刺を作る前にロゴを作っておくと、あとあと色々なところで使えて便利です(ホームページのファビコン、スマートフォンサイトのアイコン、TwitterやFacebookのアイコンなど)。

ロゴを作る場合は、少し大きめに作っておくと便利です。Illustratorは拡大しても画像が荒れることはありませんが、pngやjpgなどの画像で作った場合、拡大すると画像が荒れてしまうことがありますので、少し大きめに作っておくようにしましょう。

フリー素材を活用してみる

フリーで商用利用可能な素材をストックしておくと、名刺やチラシに使うことができて便利です。

ここでは、フリー素材をダウンロードできる便利なサイトをいくつかご紹介しておきますので、素材が欲しい場合は利用してみるのも良いでしょう。

紹介しているサイトの中には商用利用が不可だったり、クレジット表記が必須のものもありますので、素材を利用する場合はサイトの利用規約を確認するようにして下さい。

写真素材

イラスト素材

レイアウトに沿って情報を入力する

必要な素材の準備ができたら、最初に作ったレイアウトに沿ってアイコンを配置したり、会社名や役職、名前や住所などを入力していきます。

名刺の場合、名前にはローマ字でフリガナを振っておくと、渡した相手が名前の読み方を間違えることが無くなりますので、読みの難しい名前の場合フリガナを振っておくと失礼になりにくいと考えられます。

フォントは全て統一するより、名前と会社名で変える、などのアクセントを加えると名刺全体に流れが生まれ、良いかもしれません。

情報を詰め込むのではなく、余白をたっぷり取って、見やすく美しい名刺を目指しましょう。フチ無し名刺を作る場合、枠の5mm内側に情報を載せるようにすると、印刷するときにはみ出ずにキレイに印刷できます。

印刷編

プリンターと用紙とインクを準備する

デザインが出来上がったら、いよいよ印刷です。名刺の用紙は1枚の紙に10枚ほどの名刺サイズが連なっているものと、個別に1枚ずつ別れているものがありますが、個人的には1枚ずつのタイプの方が印刷しやすいように感じます。

大きな紙にたくさん印刷して、あとで剥がして(分離させて)使用するものは、どうしてもミリ単位の誤差が生じてしまう事があるからです。その点、1枚ずつ印刷するタイプのものは、そのような誤差は生じません。

プリンタも用紙もインクも無い…という方のために、名刺印刷に適したプリンタと用紙とインクをご紹介しておきます。

PIXUS IP2700

マット用紙

CANON 両面マット名刺用紙 MM-101
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光沢用紙

キヤノン 片面光沢名刺用紙 100枚 4952B001
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交換インク

印刷後に微調整する

試しに印刷してみて、納得いかないできだった場合、ここで修正することができます。

パソコンの画面で見るのと、実際に印刷した状態のものを見るのとでは、微妙に異なる場合があります。

ここで微調整することができるというのが、自作の醍醐味では無いでしょうか。

少しずつ色やフォントの大きさなどを変更し、自分の理想の名刺を作ってみて下さい。

印刷WEBサービスを利用してみる

デザインは自分で作り、印刷はプロに任せたい、という方も多いのではないでしょうか。実際、1,000枚単位で必要な場合は、その方が効率的ですし、素人では無理なような気がします。量がたくさん必要な場合や、完成度が高い裁断が求められる場合などは、専門の業者に注文してしまった方が良いです。

実際、SSウェブデザイン(当社)でも、チラシや名刺、フライヤーなどをたくさん印刷して欲しい場合や、A1・A2などの大型の印刷物は、専門の業者に印刷と裁断をお願いする場合があります。その場合は、Illustratorでデザインを制作し、そのデータを印刷業者に入稿することになります。

ここでは、格安の印刷業者をご紹介しておきますので、

「印刷はプロに任せたい!」

という方は、業者選びの参考にしてみて下さい。

SSウェブデザイン(当社)に丸投げしてみる

さて、長々と書いてきましたが、上記の手順を当社に丸投げすることもできます。

「本当は自分で作りたいけど、設備が無いから作れない」
「デザインを考えている時間がない」
「デザインも印刷もプロに任せたい」

という方は、是非当社にご相談下さい。

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