この記事で書いていることは、全て実話です。
ホームページを作ったけど、なかなかお客様に来ていただけない…
アクセス数がなかなか伸びない…
どこの業者にホームページを作ってもらおうか悩んでいる…
ホームページって、作ってもうまくいかないケースも多いと聞いている…
上記のような悩みを抱えている方に向けて、今回はホームページを作って売り上げを倍増させることに成功した事例を詳細にご紹介したいと思います。数字や期間に嘘偽りはありません。全て事実のみを記述しております。
神奈川県横浜市の、とある小売り販売業者
まずは上のグラフをご覧下さい。折れ線グラフは左側の軸に対応し、緑色の棒グラフは右側の軸に対応しております。赤い色の折れ線グラフはPV数を示し、青い色の折れ線グラフは訪問人数を示しております。訪問人数は、1人1回だけカウントされ、重複して何度もアクセスした人は含まれません。緑色の棒グラフは、その月のお問い合わせ件数を示しております。この記事執筆時点(2014年5月16日)では、まだ5月の数字は確定ではありません。日割り計算した予想数値です。
データはGoogleアナリティクス(以下、GA)のものを使っております。GAのグラフをキャプチャしてそのまま転載しても良かったのですが、お問い合わせ件数を同じグラフに含ませたかったのと、見やすさを重視して、グラフをエクセルで作り直して載せました。
グラフを見ると、訪問人数、PV数、お問い合わせ件数全てが右肩上がりなのが確認できると思います。お問い合わせをコンバージョンと考えるならば、コンバージョン率を算出することもできたのですが、何を持ってしてコンバージョンと考えるのかは業種業態により異なると思いましたので、敢えて算出しておりません。
サイトを作ったのが2012年の8月だったのですが、制作直後のお問い合わせ件数は雀の涙ほどでした。サイトは完成直後は、まだ集客することのできない赤ちゃんなんですね。それを愛情込めて育てることにより、集客することのできる一人前のサイトとして働いてくれるようになります。
アクセスと共に新規顧客も増加しました
グラフではお問い合わせ件数のみ示しておりますが、ホームページを見て電話したお客様や、ホームページでそのお店のことを知り、直接来店したお客様も当然増加しました。
今回ご紹介したお店は、ネット経由のお問い合わせ件数より、電話・直接来店のお客様の方が多いお店です。従って、お問い合わせ件数以上にお客様が増加したとお考え下さい。
また、今回のサンプルサイトで販売している商品は、主に夏場にかけて使用されるものなので、冬場は季節変動によるアクセス数・お問い合わせ件数の減少が見られますが、それでもしっかり集客してきてくれています。
ホームページを作っただけで満足してしまっている方や、更新を怠っている場合は、このような右肩上がりのグラフは描けません。右肩上がりにするためには、愛情を持ってホームページを「育てる」という作業が必要不可欠となります。
どのようにホームページを育てれば良いか
さて、ホームページを育てるといっても、その具体的な方法が分からなければ、育てることはできません。
闇雲に更新を繰り返しても、訪問者を惑わせるだけで、期待する効果は上がらない場合もあります。また、マーケティングは業種業態・販売する商品のカテゴリーなどによっても異なるため、一概に定義することは難しいでしょう。
最近では多品種少量生産にシフトしていますので、消費者自身、どのような製品が欲しいのか分からない、という状態になっています。そこでホームページの役割として重要となってくるのが、
「消費者が喜ぶであろうサービスを先取りして開発し、サイトで紹介する」
という考え方です。豊かな日本の消費者は、身の回りに便利な製品があふれ、飽和状態になっています。従って、こちらから積極的に「消費者が欲しがるであろう製品」を提案し、紹介し続けることによって、新規顧客を獲得することができるようになります。
先ほど紹介した横浜の小売り販売業者は、ホームページで「消費者が欲しがるであろう製品」を紹介し続けました。常に消費者の目線で考え、どのような製品を欲しがっているかを洞察し、それを生み出し、サイトで惜しげも無く紹介し続けてきました。
新しく生み出される製品に消費者の購買意欲は刺激され、今では毎日のようにお問い合わせをいただくまでになりました。
サイトが育つまでにやったこと
製品を分かりやすく紹介する
製品の写真を豊富に用意し、それらが一番輝くような加工を施してホームページに掲載し続けました。掲載する画像は一度上げたらそれで終わり、というものではなく、適宜差し替えや追加を行い、消費者のニーズに応えられるよう配慮しました。
「このお店で注文すると、どのような製品が手に入るのか?」
という消費者の疑問に答えられるような画像を用意し、その予想を超えるような製品が手に入ると思ってもらえるよう工夫しました。
お店の雰囲気が分かるようなサイト作り
どのようなお店か分からないような場合、新規のお客様は入店しづらいですよね?
従って、お店の雰囲気はどのようなものか、店主はどのような人柄か、どのようなお客様に製品を販売しているのか、などを豊富に紹介しました。
こうすることによって、初めてのお客様に安心感を与えられると思います。
直接来店したくなるようなコンテンツ作り
ネット経由で製品を販売することもできますが、オーダーメイドの製品を扱っているお店のため、直接の来店を促すような仕組みを取り入れました。
具体的には、来店した際のメリットをたくさんサイトに載せました。
「直接お店に行けば、こんな事までしてもらえるのか!」
と思ってもらえるような工夫をしました。
毎月ブログを更新
毎日ではありませんが、毎月ブログを更新しております。ジャンルは様々で、最近人気のある製品の紹介、新しい材料が入荷した際のお知らせ、新しいサービスを始めたことのお知らせなど、多岐にわたっております。
更新し続けることにより、ホームページを常にフレッシュな状態で維持しておくことができると思います。
検索されているキーワードを調べて情報提供
どのような検索キーワードでサイトにたどり着いたかを調べ、サイト訪問者が欲しがっている情報を模索します。そして、その答えになるような情報を提供できるような記事を、店主と一緒に考えて公開しております。
サイト訪問者がどのような気持ちでやってきたかを予測し、その期待に答えられるようなコンテンツを提供することで、意思の疎通が図れると感じております。
お問い合わせの回答の工夫
お問い合わせは日本全国、津々浦々から来ます。その全ての人たちに同じような回答をしてしまっては、不具合が生じてしまう場合があります。
絶対に来店できないような遠くに住んでいる人と、すぐ近所に住んでいる人の両方に
「ぜひご来店下さい!」
といっても、遠くに住んでいる人は来店できるはずありませんからね。そのような回答が来た場合、遠くに住んでいる人は
「ああ、みんなに同じ返事しているんだな…」
と感じてしまい、購入する気が無くなってしまうかもしれません。
お問い合わせしてきた人がどこに住んでいるのか、いくつぐらいの人なのか、男性なのか女性なのか、という情報を考慮し、相手によって最適と考えられる回答を考えて送信しております。
経営者との定期的な打ち合わせ
ウェブ担当者と制作依頼者(店主)が定期的に会って話し合いをするという行為は、とても有効だと思います。業界の「今」を知り、今後消費者のニーズがどこに向かっているのか、そのためには今ホームページで何を載せたら良いのかなどがうっすらと見えてきます。
ほったらかしのホームページでは新鮮さはありませんが、業界の「今」が感じられるようなサイトには自然と人が集まってくるような気がします。
お客様の生の声を聞きホームページに反映する
製品の納品の現場にウェブ担当者が立ち会うというのも、お客様の生の声をホームページに反映することができるようになるので有効だと思います。
納品の日に合わせて店主と打ち合わせの日程を組むことで、製品を手にしたお客様がどのようなリアクションを取り、どのような表情をし、どのような言葉を発するかなどを知ることができます。そしてそこで知った情報をホームページに載せることで、その感動を多くの人に周知することができます。
感動をホームページで知った人は、「自分も感動するような製品を手に入れたい」と考えてくれるようになるかもしれません。
サイト訪問者に「可能性」を感じさせる
ホームページでたくさんの製品や感動を紹介することで、サイト訪問者に
「もしかしたら○○が手に入るかもしれない」
「前から欲しかったアレがここなら手に入る」
「無理かもしれないけど、ダメ元でお願いしてみようかな?」
といった可能性を感じてもらえるかもしれません。そのお店に可能性を感じてもらえれば、来店してくれる可能性も高まるはずです。
全力でお手伝いさせていただきます
ホームページを作りたくて頼んだ側と頼まれた側が一緒に考え、悩み、多様化する消費者のニーズを先取りして紹介する、という一連の流れが、本当の意味でのウェブコンサルだと思います。
世の中には、「作ったらそれで終了」というウェブ制作会社があふれています。「作って終わり」ではなく、「作ってからが始まり」というスタンスで、ホームページを育てることこそ、本質的なウェブコンサルであり、集客につなげることができる行動だと思います。作って終わり、では、右肩上がりのグラフは描けません。良くて横ばいです。月に1,000アクセスすら到底見込めないでしょう。
今回ご紹介した小売り販売業者のように、常に消費者のことを考え、ホームページを愛情たっぷりに育て上げることを続ければ、きっと御社のために頑張ってくれるホームページに育つはずです。そのためのお手伝いは、SSウェブデザイン(当社)にお任せ下さい。
単価が高い製品でも売れるようになります
今回ご紹介した横浜の小売り販売業者が取り扱っている製品は、決して安いものではありません。1つ平均2〜3万円、高いものですと10万円を超えるものもある製品を販売している業者です。
高くても、真摯な態度で顧客とホームページに向き合っているので、売れています。売れない理由は、価格ではないのです。
無理に安くしてしまうと消耗戦になり、経営が立ち行かなくなってしまう場合もあります。安く投げ売りするのではなく、製品を消費者に分かってもらう努力をすれば、消費者は高くても買ってくれるようになります。
事実、今回ご紹介している業者は安売りは一切しておりません。ちょっとしたサービスを付与することはあっても、値引きは一切しない姿勢を貫いております。
正解が無いから試行錯誤を繰り返す
消費者が求めるものは、時間と共に変化していきます。今売れている製品が、今後も売れ続けるという保証はどこにもありません。
従って、消費者が今どのような製品を求めているのか、どのようなキーワードで検索エンジンに質問したがっているのか、今後はどのような製品を求めるようになるのかを考えてホームページに反映させることは、非常に重要であると考えられます。
SSウェブデザインでは、それらの重要な要素を経営者様と一緒に考え、試し、観察し、成果を得る、というお手伝いをさせていただいております。普段パソコンを使わない方や、本業が忙しくてホームページの更新にまで手が回らないという経営者様はたくさんいらっしゃいます。
事実、今回ご紹介している横浜の小売り販売業者の経営者様もその1人です。誰でもホームページの更新が手軽にできる、という訳ではありません。しかし、ホームページで成功している経営者が存在することも事実です。
新規顧客を獲得したい、売り上げを倍増させたい、ホームページのアクセス数を稼ぎたい、リピーターが欲しい、と考えている経営者様、ぜひSSウェブデザインにご相談下さい。