最近のウェブサイト制作物件
今回は都内に出張訪問致しました。そこでいろいろな話を聞き、考えさせられたので、今回記事にしてみようと決意しました。
SSウェブデザインでは、これまで様々な業種業態のウェブサイトを制作してきましたが、どのような業種にしろ共通していることは、
という願望を経営者が持っているということです。
これまで手作業でアナログな作業のみで事業をやりくりして来たが、一念発起してデジタル社会に打って出ようと決意された経営者様が、弊社に依頼して来てくれます。
もちろん、パソコン初心者の方も多く、ほぼすべての作業を弊社が代行することもよくあります。しかし、事業に熱い経営者様たちは、情報を惜しみなく提供して下さるので、スムーズにサイトを制作することができています。
ショッピングカート機能を持ったサイト
少し前にECサイトを依頼され、現在制作中です。
そのお客様はアパレル製作を昔から手がけており、これまではフリマや手売りで頑張っていました。
しかしそれには限界があり、ネット上で日本全国の方に自分の作った服やアイテムを着用してもらうべく、ウェブサイトを制作することを決意されました。
綿密なディスカッションにより、ショッピングカート機能を持たせたECサイトにすることで話がまとまりました。
インターネットを使って商品を売ることができれば、売る側も買う側も、少ない労力で済みます。ECサイトはSEOが難しいと言われていますが、そこはアパレルに対する経営者の愛情を存分にページに与えることで、ユニークですばらしいサイトに仕上げてアクセス数を伸ばします。
1つ1つの商品説明やタイトル付けがとても重要なので、今後経営者と弊社でディスカッションを続け、完成させたいと思います。
宿泊予約システムを持ったホテルのサイト
ショッピングカート機能を持ったウェブサイトを制作中、ホテルのウェブサイト制作案件が舞い込みました。
都内某所にあるホテルなのですが、ホテルならではの機能、
「宿泊予約システム」
「クレジット決済」
の機能を持たせることにしました。実はホテルと弊社を引き合わせてくれた仲介役がいるのですが、その方が構築したシステムもホテルのウェブサイトに付加させる予定です。
高まるウェブサイト制作のニーズ
さて、制作途中のウェブサイトの紹介はこれぐらいにして、そろそろ今回の記事の本題に入りたいと思います。
前置きがだいぶ長くなりましたが、今回の記事の主題は
「ウェブサイト(ホームページ)を作る側と作ってもらう側の双方にとって重要なこと」を考える
でした。
ここで「ウェブサイトを作ってもらいたい」と考える人を例示列挙するとともに、その理由についても考えてみたいと思います。
事例1:作りたいけど自分では作れない
弊社のお客様の大半はこの事例に当てはまります。それもそのはず、自分で作れたら最初から自分で作りますからね。
技術的・時間的制約がある中で、ウェブサイトを1から自作するのは至難の業です。作れたとしても、満足いくクオリティは得られないでしょう。
ならばいっそ、最初からプロに任せてしまった方が、時間を無駄にすることもありませんし、機会損失を出す可能性も軽減することができます。
事例2:大勢の人に自分の会社を知ってもらいたい
インターネットという巨大なシステムを使って、自分の会社やビジネスを多くの人に知ってもらいたいというインセンティブが働くのは、現代を生きる経営者として当然のことです。ネット上に全く露出していないのと、自社のウェブサイトがあるのは大きな差が出ます。
スマホの普及率が上昇する現在、インターネットを使う人はスマホ利用者に比例して増えています。そのインターネットに自社のサイトがあるというのは、とても大きな強みになります。一度作ってしまえば、半永久的に掲載し続けることができますし、通常の広告のように時間や場所を選ぶことがありません。インターネット上にサイトを作っておけば、いつでもどこでも誰かの目に触れるということがあり得ます。
事例3:インターネット上で商品を通信販売したい
インターネットを使えば、口コミや店舗販売では考えられないほど広範囲の人に商品を販売することができます。自社の商品を、より広く大勢の人に使ってもらいたいと考えている方には、インターネット通販はうってつけの商品販売方法ということができます。
これまでは身近な人にしか知れ渡っていなかったものでも、インターネットでお店を開き、そこに見に来てもらうというシステムを構築することにより、これまでより多くの人に自社の商品を知ってもらうチャンスを作ることができます。
事例4:既存のホームページでは満足できない
当社にウェブサイト制作依頼を出す人は、新規にサイトを作りたい人ばかりではありません。既に自社サイトを持っているが、諸々の事情によりサイトを作り替えたい・作り直してもらいたいと考えている経営者さんは多いです。
当社であれば、より柔軟に、より理想に近いサイトをディスカッションにより生み出すことができます。
事例5:ウェブサイトを作ることで情報を公開し、社会的信用を得たい
自社サイトがあるということは、異種のコミットメントとも捉えることができます。そのビジネスに対する本気度をアピールする事ができる可能性があるということです。
人々はウェブサイトの有無でのみ信頼度を判断している訳ではありませんが、いまやウェブサイトを持っているというのは当たり前になりつつあります。だとすれば、ウェブサイトがない企業よりある企業の方が信頼されやすくなる可能性があります。
事実、自社サイトがある方が顧客も安心してその企業の商品を購入することができるという声も聞かれます。
不当に高い請求金額に悩む中小企業
「ウェブサイト制作代行業者」と聞くと、「高い」というイメージを持たれがちです。
当社のお客様の中にも、「同業他社に依頼したら、制作に数百万円かかるという見積もりを出された」という方が複数人いらっしゃいます。
それが正当なのか不当なのかは分かりませんが、ウェブサイトにも分相応というものがあります。数十人で管理しなければならないようなシステムを持ったウェブサイトを、果たして中小企業が必要とするでしょうか?
月間数百万PVをたたき出すようなSEOが、中小企業に必要でしょうか?
パソコンに不慣れな従業員ばかりの場合、またはサイトの維持管理に従業員の時間を割くことができないような場合、安定して更新情報を発信するサイトを作ることができるでしょうか?
サイトを作る、と一言で言っても、いろいろなサイトがあります。「あればいい」と考えている人も多く、そのようなサイトもあってしかるべきだとも思います。自社にはどのようなサイトが相応しいのか、よく考えた上で制作依頼を出した方が賢明であると言わざるを得ません。
連絡の取りやすさも重要
ウェブサイト制作代行業者の多くは、作って終わり、ということが多いです。一旦完成したら、依頼主とこまめにやり取りすることもなく、ただ月額維持管理費だけ請求する、というパターンが散見されます。
そのような業者から当社に乗り換えたいと依頼にくる経営者も多く、その度に他者の無責任さを痛感します。
当社では「作ったらそれで終わり」ということはせず、その後もコンスタントに接触し、サイトをよりよい方向に導く努力を続けます。
人々に喜ばれるサイトを作るには、一朝一夕にはいきません。ゆっくり時間をかけて、失敗を成功につなげ、新しいアイデアを試し、試行錯誤しながら作って行くサイトこそ、ユーザビリティの高いサイトであると断言できます。